秋の美術館巡り5-聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝
さて、下記東博と一緒に、同じ上野公園内の、上野の森美術館でやっている、
「聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝」展もまわってきました。
チベット仏教を紹介するもので、仏像やお経、曼荼羅にあたるタンカという絵画など、
中国の国宝にあたる(たぶん)第一級文物(たしか)もいくつも出ていました。
これはもう、キンキラキンのエロティック!
日本で思い描く、渋くてちょっと暗い感じの仏像とは、
まったく別物です。
全身キンピカで宝石なども使い、顔はギョロ目で、腰をくねらせてます。
これに頭を下げるのかあ。。。ちょっと無理だなっ(^^;て感じ(笑)。
中でも、あれです、あれ、今回の目玉出品、
「カーラチャクラ父母仏立像」
超てっとり早くいえば、「顔が4つあって、手が24本の男」が、
「顔が4つあって、手が8本のまっぱの女」と、エッチしてる像!(大笑)
手が絡み合ってゴワゴワです。
130センチくらいの、立って抱き合っている像なので、躊躇しつつも、
ここは後顧の憂いをなくすため!(←何の憂いだ(笑))と、
下からのぞいて見ましたが、ちゃんとエッチしてました!
・・・品がなくてすみません(^^;
しかし、他の父母像と書いてあるのも、
確認できたのはしっかりと、そのように作られていました。
「慈悲を表す男尊と、智慧を現す女尊との結合で悟りの境地を示す」
とのことなのですが・・・
日本人から見ると、欲望と衝動の結合で煩悩を喚起する、って感じです(^^;
これを聖なるものと、現地の人たちは見るのでしょうか。
・・・ちなみに、この手の像は、一般人には見せるべきでないとの理由で、
現地では布がかけられているそうです。
・・・うーむ。
そんな超別世界の謎アイテムをたくさん見ました。
なんでしょう・・・決して理解も共感もできないのですが、
やはり、何とはなしに、心に食い込んできます。
興味本位というだけの理由でも、これも是非、おすすめです。
九州国立博物館と北海道立近代美術館では終わっていて、
上野の森美術館 2009年9月19日(土)-2010年1月11日(月)
大阪歴史博物館 2010年1月23日(土)-3月31日(水)
仙台市博物館 2010年4月20日(火)-5月30日(日)
と巡回します。
歓喜仏ってやつですね^^;
今は、向こうの人も信仰の対象にはしてないんでしょうけど・・・
でも、すごくインパクトのある仏像ですよね^^;
by ★ASA☆ (2009-10-14 23:30)
♪ ★ASA☆さん、インパクトありすぎました(笑)、
聖天さんなら象さんの顔なのでなんとなくこっけい、ですみますが、
金色の美男美女ですからねっ(^^;(笑)。
by まるさ (2009-10-15 15:31)