漢和辞典
ゆう君が、漢和辞典を使う練習をすると言いました。
小学生用の国語辞典は買ってやってますが、
漢和辞典はまだだったので、
昔から私が使っている、三省堂のを持ってきました。
何気なく奥付を見て、びっくり@@
昭和46年
・・・
・・・
昭和46年て(^^;
子供の頃から使ってたなーとは思いましたが、
あらためて年号見て、ガクゼン_| ̄|○
しかも、「総画索引」を使えという練習問題なのに、
この辞典、どこを見ても総画索引ありません。
で、あれー?と思って、普段見ない「この辞書の使い方」をペラペラ見ていたら・・・
だいたい辞書のトップに書かれているものなんて、
お決まりのあいさつ文+めんどくさい凡例だろうと、
今まで読んだこともなかったのですが、
なかなかどうして、国語と漢字への熱い思いの丈を詰め込んだ、
面白いものでした!
特に、当時の国語審議会の決定への疑問や反対意見も盛り込まれ、
漸次改定されるべきことを見越して、決定に反した使い方も載せているなど、
反骨精神に富んだ、人間味溢れるものでした。
とりわけびっくりしたのは、
編著者みずからが、お気づきの点は直接自分まで連絡を欲しいと、
ご住所を明記なさっていたこと。
個人情報云々がかまびすしい昨今ではほとんどあり得ないことなのでは。
往時の、人を信頼したありかた、またその期待に反しない公共秩序の存在が、
ふわりと懐かしく思いました。
そしてもうひとつ。
この辞典の特長を述べる最初に、
「先生・父兄の方々に」
と書かれていたこと。
え@@
ふ・・・父兄!
そういえば、私が子供の頃は、
今で言う保護者のことを、父兄と言ってましたね。
授業参観も、父兄参観でしたし。
うち、兄いませんでしたから、お兄さんのいる家はふたりも呼んでもらって羨ましいなとか、
暢気なことを思っていたのを覚えています。
しかし今この、死語とも思えるような文字を見ると、
おそろしい時代錯誤感とともに、
タイムスリップするような、変な懐かしさがありました。
個人情報をおおらかに知らしめ、
父兄という家父長制の名残の呼称を使っていた、
そんな時代を、私はたしかに生きていたのでした。
今となっての是非はともかく、
心がもじもじするような、懐かしさでちょっと泣きたくなりました。
漢和辞典って、結構面白いんでよく読んでました^^
漢字の成り立ちとかって、見てるとホントに面白いですよね♪
by ★ASA☆ (2009-10-04 01:42)
本棚見たら、わたし漢和辞典持っていなかった’’)w
古語辞典はあった。中学生の頃、実母から借りたままのやつ’’)w 高校まで使った。
昭和39年3月1日新版17版発行’’)w
by canaa (2009-10-04 13:05)
♪ ★ASA☆さん、漢字のなりたち、面白いですよね^^
辞書は使うのではなく、手元においていつも読んでいると、
面白いし自然と知識が身につくしで、苦労せず勉強できますよね!
・・・と思っているのですが、なかなか読めません(^^;
♪ かなさん、古語辞典かあ、手元にないなあ・・・実家においてきたっぽい(^^;
実母さんは、昭和39年頃中高生だったのかな~、
私と○○歳しか違わないのだな~(*'-')フ・・・?
by まるさ (2009-10-04 16:31)