ちょっといい話?
何度か書いた気がしますが、
ゆう君を無事産むまで、通算で5ヶ月入院していました。
特に8月から誕生までの3ヶ月は、24時間点滴でトイレ以外寝たきり。
よく、無重力状態が宇宙飛行士さんたちの体に与える影響を調べるのに、
1ヶ月寝たきりのバイトとか募集していて、
そのあまりの楽そうさにひかれて応募した被験者さんたちが、
世界で最も辛いバイト、とかって二度とやらないと言われているように(笑)、
結構辛いです。
点滴はずれてからも、体力というか筋力?が弱っていて、
本当に、廊下を5メートルも歩くことができず、ヘタっていました。
そんな中で、長くいたせいもあってか、私のお産には、
看護学校の実習生がつきました。
え~!そんな、実験台みたいな・・・実習生とかってどんだけ頼りないか!
それに、一番苦しい時を赤の他人に見られるなんて、屈辱っ(>_<)
・・・とまあ、最初は非常に嫌だったわけですが。
実際、陣痛開始すると、
場所もわからずテキトーに背中なでてくれるだけで、
ちょっとするとすぐ、タバコ吸ってくるとかって出て行ってしまうパパより、
はるかに熱心にずっとついててくれて、腰なでてくれる実習生さんのほうが、
よっぽど心強く役に立ちました!(笑)。
○○先生呼んできて、とか、看護婦の××さんにこれ伝えてとか、
なんかいろいろお願いできて超ありがたかったし(*'-')
無事生まれてからも、ミルク作ったり沐浴の実習したりの間、
ずーっと付き添ってくれて、新米ママの超パニックを全部受け止めてくれて。
お人柄で、目立つことなくでしゃばることなく、
しっかり後ろで待機してくれていたので、
うんと年下なのに、心身ともにすっかり頼り切ってしまったものです。
春になって。
そんな彼女から、無事看護師として就職できました、というお便りとともに、
初任給で買ったという、ゆう君のおもちゃが届きました!
看護師さんの初任給・・・いかほどもないのではないかと・・・
その中から、結構な値段のするものをゆう君のために贈ってくれた、
その気持ちがとてもとても嬉しくて^^
それから後も、年賀状の交換と、時折、海外に旅行してますとか、
短期留学してますとかのお便りをもらうたびに、
懐かしく思い出していました。
そして去年、えっらいイケメンで優しそうな旦那様と結婚のお報せが^^
更にこの春、無事ご長男誕生のお報せが^^
10年、再会すること叶わぬまま、不思議なご縁でつながっていますが、
なんだか、嬉しいうれしい、ちょっといい話、です^^
初任給でおもちゃを買って送ってくれるなんて、その気持ちが嬉しいですよね!
その方の人柄がよく伝わってきます^^
by ★ASA☆ (2009-06-06 23:58)
♪ ★ASA☆さん、本当に、こんな方が看護師さんになってくれるなら、
いつでも病気したい!(ってちょっと違いますが(笑))というくらいの方です。
でも、やはり病院を取り巻く職場環境はいろいろあるようで、
結婚前も悩んで短期留学などして、生き方を模索していた様子でした。
こういう方が悩まずに看護師さんとして思う存分働けるような環境が、
整うといいのですが・・・。
by まるさ (2009-06-07 15:08)